No.045 東向き間口3.25間の インダストリアルインテリアの家大阪狭山市

完成予想パース
閑静な住宅地の中にあるI様邸は敷地約109㎡(32.97坪)で建ぺい率60%・容積率200%と一般的な敷地条件。たくさんのご要望を反映しつつ、コストを重視し、面積・採光・通風の効率をギュッと凝縮していったお家です。

まず最初に検討したのが最も重要な建物配置です。コストを重視して間取りを設計していくと、構造をシンプルに組み立てることが必要となるため、形状は面積を調整してご要望の3SLDKを確保する四角いボックス形にしました。また、隣地南側との隣棟間隔が確保できない敷地形状のため、北側からの間接的な光を取り込み、合わせて南側の東南角に吹き抜けを設けて光を取り込むシンプルな構造&配置計画としました。

1FにLDKと水まわり+小部屋を確保しながら、開放感のある一体空間を作り出すためにまず玄関土間とLDKを繋げ、そこに3.75坪の吹き抜けをつくり、鉄骨階段によってさらに吹き抜け空間を0.875坪増やして大きな空間を作りだしました。また、コーディネイト提案として、LDKの西側にある対面キッチンのカウンター、および北側に配置した水まわりと小部屋を黒い壁でL型にぐるっと囲うことで、外観形状はシンプルなボックスなのに、内部は立体的なコントラストがはっきりある、不思議なギャップのある空間を実現しました。

外観のアクセントとなるように東側に設けたバルコニーの屋根・壁に形状的な抜けをつくり、視覚的にも楽しく光と風の抜け道を作りだしました。

シンプルなボックス形状の家も適切な配置、アクセントやスパイスでオンリーワンの住宅となります。また一つ、心地よい空間を実現したお家が完成しました。

お住まいになられるお施主様のライフスタイルや人柄がほんのりとにじむような、主張しすぎない外観・内観デザイン提案がタイコー流のシンプルモダンハウスの特徴です。

Completion | 竣工写真

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内と外の黒い壁がアクセントなってスタイリッシュだね
  1. シンプルな外観の中にしっかりと特徴的なフレームを縁取ることで、個性的でスタイリッシュな立体形状を作り出しています。

  2. 外壁の吹き付けの素材・仕上げに変化をつけることで個性的なファサードとなります。日照による陰影の変化もカッコいいですね。

  3. プライバシーを守るために高さを上げたバルコニー壁のメリハリをつけるため、部分的に抜けのあるパイプで手すりを仕上げています。

  4. 玄関とLDKの繋がりはシンプルに仕上げて、玄関を開けた時に飛び込む視界・空間の広がりを重視して設計しました。

  5. L型に配置された水まわりゾーンの壁は黒色で仕上げ、建具も同色で。

  6. 玄関からのビューは正面にも斜めにも抜け、SE構法ならではの自由でのびやかな空間設計をより特徴付けます。

  7. 対面キッチンの腰壁や背面の収納カウンターは黒で統一。壁にすっと浮かぶようなオークのカウンター板を取り付けて一体感を出しています。

  8. リビングの上部は吹き抜け+階段吹き抜けで約4.5帖の立体空間となっています。東南からの光がやさしく降り注ぐのがわかります。

  9. 吹き抜け上部にはこだわりのシーリングファンが取り付けられており、アクセント色の黒で統一されたインテリア空間が引き立ちます。

  10. 外部から見える大きな東と南の2つのハイサイドライトからふんわりと光を家の中に取り込みます。朝日が気持ちよさそうですね。

  11. コンパクトに仕上げた子ども部屋は、お子さんの好きなかわいいアクセント壁紙で個性的にアレンジされています。

  12. 洗面所は既製品と持ち込みの鏡や照明とを組み合わせ。ちょっとしたアレンジの工夫でビンテージテイストがぐっと増しますね。

  13. トイレの照明や棚にも統一感を。家中のインテリアがしっかりとコンセプトに基づいてコーディネイトされているとワンランク上のまとまり感が実現できます。

  14. 広々としたバルコニーは壁を高く立ち上げることで外観のアクセントに。それに合わせてしっかりとプライバシーも守れる、一石二鳥な空間です。

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Design | デザイン

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建物の前面(東側)に駐車スペースを並列で2台確保できる優れた敷地形状だったため、駐車スペースと建物形状、配置に関する悩みは無くシンプルに建物形状をボックス型にすることが可能となりました。
シンプルな箱型の住宅はコスト面からも有利に働くのですが、実は温熱的にも外部に面する表面積が最も少なくなり、床面積、容積共にもっとも効率よく外部と繋がることができます。

南側隣地との間隔を広く確保することができなかったことから、より積極的に2階床面以上での南・東方位からの日射取得を工夫して設計しました。
もっとも日照条件の良い東南角に吹き抜けを配置して光の筒を室内にとりこみ、また、東の光を日射角度的により深く、スリットのように室内に取り込めるように、階段はスチール階段として東西に一直線で配置しました。

外観デザインのキーになる「G」を連想させる屋根と壁による黒いフレームが目を引くデザイン。
インナーバルコニーとして雨を防ぐことはもちろんのことながら、日射、通風を確保しながらプライバシーも適度に守る、機能的なバルコニーのファサードとなっています。

素材や色に変化をつけることでメリハリを出しています。このコンセプトはそのまま内部空間にも繋がっていき、LDKをL型に囲う黒い壁(一体となった建具)と吹き抜けを通じて上下にも伸びる白い壁。2色のコントラストの中にSE構法の梁、棚板が通りインテリアのコンセプトであるシンプルな空間に自然の木を使った暖かい空間ができあがりました。

またひとつ暖かく、心地よい木漏れ陽のあるお家が完成いたしました。

Concept |東向き間口3.25間の インダストリアルインテリアの家

夏至/冬至それぞれの日照シミュレーション(俯瞰)

東南角から光を取り込むしくみだね

配置計画

東面の間口を最大に活用して3.25間を確保した室内空間は45cmのゆとりが生まれ、随所に「あったらいいな~」な収納が確保できます。しっかりとした収納が確保できたプランはスッキリとした線で区画していくことでより美しくシンプルなカタチにしていくことが可能です。

キューブ型の建物をドンと敷地に据えて最も日射の確保できる東南角の2階床以上の高さに窓を配置。シンプルな配置・形状を活かすためのノウハウがしっかりと形成されることでワンランク上の快適な住まいが実現します。

シミュレーションとは?

日照と通風(卓越風)のイメージ

光と風の考え方

東南角から吹き抜けを使ってしっかりと光を取り入れることをメインに考え、隣地との距離が最も確保できている北側の居室には間接光が取り入れられるように窓を配置していきました。卓越風光も意識しながら、空間が開けている北・東面からの風を取り込みつつ全方位に通風できるように積極的に窓計画しています。

特に2階のバルコニーの袖壁を利用したウインドキャッチャーによる通風量は大きく、東面1F掃出し窓からの通風も吹き抜けにより立体的に家中の風の流れをつくってくれます。

Simulation | 日照シミュレーション

夏至/冬至それぞれの日照シミュレーション(屋外)

夏至/冬至それぞれの日照シミュレーション(屋内)

東からの光が深く入り込む角度をしっかりと計算したI様邸。
南からの光は、隣棟があることから直射と間接の2種類の光を取り込めるように縦長に窓を配置して、ふんわりとした光が取り込めるようにデザインしました。
都市の限られた間口で光をより効率的に取り込めるように窓の形状にはこだわって配置しています。

またプライバシーの事も考えて壁の高さを日照と合わせて検討。本当の意味で心地よい空間を実現していくのもタイコーがこだわる設計ポイントの一つです。

Impressions | お客様の声

お客様写真

やりたいことと予算とのバランス感覚が抜群のタイコーさんの提案

物件名
I様邸
所在地
大阪狭山市
構 造
木造2階建て SE構法
築年月
2017年
延床面積
95.93m²
タイコーさんを知ったのは、住宅関連のポータルサイトです。たくさんの注文住宅会社が掲載されている中から、各社の施工事例を見比べて3〜4社に絞り込みました。「デザインがシンプル」「好きな雑貨が映える内観」「土間があるリビングが作れるか?」みたいなことを念頭に。
この土地については、不動産関係の会社に務める友人がおり、彼のネットワークのお蔭であまり苦労することなく出会えることができました。その分、家づくりをしてもらえる会社探しに集中することができました。

絞り込んだそれぞれの会社に話を聞きに行き、最終的にタイコーさんにお願いすることになったのですが、決め手としては気に入っていたデザイン以外に、「やりたいことが実現できる自由度」「自分たちの予算でも大丈夫そうな価格」それと「話しやすいスタッフのみなさん」です。家づくりに対して「絶対にこうしたい」というほどの確固たる信念があったわけではないので、スタッフの方々に相談しながら家づくりをしていきたかったんです。その点、私たちのフワフワした要望を受け止めて、具体的な提案をしてくれる、でも押し付けがましくない、タイコーさんとのやりとりは理想的だったかもしれません。途中に出産などの時期をはさみましたが、一歩ずつ階段を昇るように着々と、すごくスムーズに家づくりが進んだな、というのが振り返ってみての感想です。

最初に要望として伝えたのは、「黒を基調色とした真四角な家」と「玄関から土間、そしてリビングのつながりのある空間」でしょうか。建築面積はさほど広くなく、逆に2台分の駐車スペースの確保をお願いしました。また、打ち合わせと平行して完成見学会にも参加し、3邸ほどを見学させてもらいました。なかでも和泉市のO様邸は、自分たちの家づくりの参考にさせてもらいました。やはり、実際のお宅を数多く見ることは、本やネットでは気づかない、いろんな発見がありますし、ためになりますね。

家づくりの依頼先を探すにあたっては、まず最初にやりたいこと全部を伝えることが大切だと思います。そして、それらを何とか工夫して実現しようとしてくれるところ、施主的に都合の良い言い方をすれば、何でもできる会社さんにお願いすることがポイントかも。逆に、なんだかんだと理由をつけて手間のかかることをやりたがらない会社さんとは、のちのち後悔が残る気がします。もちろん、予算内で抑えることも大事ですから、やりたいことと、その費用のバランスも考えてくれる、タイコーさんのような会社さんにお願いするのがベストだと思いますよ。

Message | 担当者より

  • 営業 前田 良
    営業/設計
    前田 良

    お会いした時からお客様の雰囲気で内外観、特に内観のイメージは見えてくるのですが、Iさまの時もスッとイメージがわいてきましたね(笑)
    外観のアクセントを作りこんでいって結果的に屋根と壁を組み合わせてフレームにして持ち出しているのですが、色と素材をこだわって選んでいただいたのでやっぱり完成した時の見栄えが違います!
    光と風の流れる、いい家が出来たな~と我ながら喜んでいます。Iさまこれからもよろしくお願いいたします。

  • コーディネイト 林 千恵
    コーディネイト
    林 千恵

    シンプルながらもアクセントの光る外観デザイン。マテリアルと色を限定して仕上げるコンセプトを室内でも通して外と中の繋がりを意識しました。
    白と黒のスッキリした空間の中に木のやさしいマテリアルを混ぜていってつくるナチュラルインダストリアルテイスト。
    かっこいい家になりましたね!

  • 工事 田中 陽平
    工事
    田中 陽平

    今回もどっしりガッシリのSE構法にこれでもかと断熱材を詰め込んでピシッと気密するタイコーの家づくりをさせていただきました。
    いつもの施工ではありますが、こうして同じことを丁寧にキッチリしていくことで工程の過程のひとつずつがしっかりと練り上げられていくのを感じます。安心してまかせてください!

Thank | 振り返って

今回のお家づくりも気づけば完成。振り返れば楽しかったな~といった印象です。
もっと楽しみたい気持ちもありつつ、待ち望んでおられるお家を早くお引渡しせねばとも感じる、なんともいえない切ない気持ちですが、またまたいいお家がしっかりと引き渡せたことをうれしく思います。

I様のこだわりのインテリアテイストをしっかりと取り入れつつ、収納や光・風の入り方を考えていった家づくり。何パターンか考えた外観のアクセントデザインの中で、最終的に落ち着いた「G」を連想する外観。機能がしっかりと盛りこまれたデザインは、時が経っても色あせません。そんな「質のある」住宅をこれからもどんどん建てていきたいな~とタイコーは真面目に考えております。

Iさまこれからもよろしくお願いいたしますね~
  • シミュレーション時の画像シミュレーション時の画像
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施工事例