株式会社タイコーアーキテクト Idea Trium(イデア・トリウム)

No.032 都市のための前庭のある L型パッシブハウス東大阪市

完成予想パース
閑静な住宅地の中にあるK様邸は、約53坪の広い敷地に建つ邸宅です。
南向きに建物を設定でき、有利な日射を得ることのできる敷地形状。南面は私有地ながら、現況通路となっており、プライバシーは配慮が必要ですが将来においても建物建築の可能性は低い立地になります。
東側は道路側セットバックが必要となりますが、十分な間口と奥行きのある敷地で自由度の高い設計が可能でした。

まず、検討したのが自動車の駐車場の入り方。既存住宅は南側からの玄関アプローチでしたが、隣地宅の私道であったことから今回は東側からの駐車として設計提案、その上で並列、縦列など様々な配置設定を検討しました。もちろん、家の形状もそれに合わせて変わっていくので、日射、駐車、プライバシー、外観と様々な要素を考慮しながら現在のプランに落ち着いていきました。

配置設定は南面ではあるものの南側私道からは奥まった位置にLDKをとる考えを初回プランからご提案し、必然として南面に玄関アプローチ兼用の庭が出来上がるL型配置となりました。
その上で角地ならではのプライバシー問題を解消すべく、道路面に対して「壁」を立ち上げる外構提案を行い、内からと外からを意識した立体的な住宅となりました。

外観デザインは夏の日射をふせぐ大屋根が家を縁取るように広がるデザインで、軒部分を木調に仕上げることで、よりL型の形状を外からもわかるように仕上げています。また、2Fバルコニーの壁を1.6m立ち上げ、東側の壁をウィンドキャッチャーとして出すことで、プライバシーを守るとともに外観形状にもアクセントなるデザインをとっています。

内部のデザインはモダンテイストで仕上げ、シンプルながら使い勝手のいい家となっています。
外と中からの見え方、感じ方にコントラストを持たせたK様邸。プライバシーと開放感を両立させたタイコーならではのお家となりました。

Completion | 竣工写真

  • 竣工写真1
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  • 竣工写真8
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  • 竣工写真13
  • 竣工写真14
南側のひさしがシャープな印象でかっこいいね
  1. 夏の南からの日射をしっかりと防ぎつつ、L型の建物形状が際立つ木調の軒天井が効いてます。

  2. 外観は「木」と「白」「黒」3色を使うことによりリズム感のある外観に仕上がります。

  3. 玄関を2重エントランスにすることで、プライバシーを確保しつつ開放感のある前庭空間をつくれます。

  4. 広い玄関、シューズクロークで外出時、帰宅時の荷物の整理・収納がやりやすいですね。

  5. 6帖の和室はLDKから離れているので、来客時も独立した客間として使えます。

  6. 大きな吹き抜けからは東と南の光が降り注ぎます。視界も前庭が広がることで開放感も抜群です。

  7. LDKの南側には鉄骨階段。リビングに移りこむ階段の影も絵になるカッコよくモダンな空間です。

  8. こだわりのパナソニックのアイランドキッチンがお客様をお迎えします。フルフラットならではの開放感は必見です。

  9. 冷蔵庫の上部棚とパントリー上部の明り窓、水平デザインを意識してつなぐことでスッキリと機能的なキッチンまわりができあがりです。

  10. 家事のやりやすい2WAYアクセス。水まわりの移動は楽チンです。

  11. たっぷり収納を確保した6帖の子供部屋。落ち着いて勉強できそうですね~

  12. 寝室のバルコニーは立ち上がりを1.6mにしてプライバシーを確保。しっかりとしたヒサシがついているので、雨も夏の日差しも防ぎます。

  13. 寝室には書斎が隣接しており、寝る前にちょっとしたお仕事や読書なんかには最適かつ快適な空間となっています。

  14. 広々としたウォークインクローゼット。ご夫婦の服や物をしっかり整理、収納できますね。

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Design | デザイン

  • デザイン1
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間取りサムネール

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囲うデザイン。
東南角地の敷地条件でありプライバシー性を上げるために、囲うというデザインを立体的に立ちあげていきました。
まず、日射をより効率的に受けLDKにプライバシー性を出すために、LDKを道路から対角の位置に配置。その上で前庭を南面配置しさらに吹き抜けをとることで明るく開放的なリビングを実現しました。
建物外壁によるプライバシー確保は日射そのものも塞いでしまうので、K様邸ではエントランスを建物と一体の躯体で囲いプライバシーを確保しつつも室内からは解放感のある前庭ができあがるように配置デザインしました。
外観デザインは南の日射を冬は取り込み、夏は遮断するおおひさしをL型の建物にそってのばし、下から見上げた時にポイントとなるように軒部分を木調で仕上げました。
内部のデザインはモダンデザインでシンプルにコーディネイト。都会的で洗練された居心地のよいお家となりました。

Concept |都市のための前庭のある L型パッシブハウス

夏至/冬至それぞれの日照シミュレーション(俯瞰)

南からの光をしっかり受け止めるね

配置計画

東南角地のK様邸。
日射に恵まれたロケーションでありつつも、南面が隣地の専用通路部分に接しているため、人・車のアクセスとプライバシーを考慮する必要のあるお家です。
配置計画として、まず車の駐車を東道路からとし計画、そしてLDKを光とプライバシーを考えつつ配置して現状の間取りとなりました。
東南に前庭を設けることで、LDKに対して開放的でありつつ、プライバシーの緩衝地帯として意味のある空間を作り出しています。
リビングの吹き抜けから風に揺れる成長した木々を眺めることのできるのが待ち遠しいですね。

シミュレーションとは?

日照と通風(卓越風)のイメージ

光と風の考え方

東南角地の敷地形状であり日射の確保は比較的容易な立地であるK様邸。
その上でプライバシーを考え閉ざすべき方位を検討していきました。東側道路は広い道路ではないものの、通行量はそこそこあり日射よりもプライバシー、音を配慮して開口を抑えました。
南東側に前庭として空地を設けることでより豊かな通風、採光が得られるように計画し、吹き抜けを利用して奥深く冬の日射を取りこめるように立体的にデザインしました。
もちろん南庇はしっかりと出して夏の日射を防ぐ囲いつつも開放感のあるスタイリッシュなパッシブハウスとなっています。

Simulation | 日照シミュレーション

夏至/冬至それぞれの日照シミュレーション(屋外)

夏至/冬至それぞれの日照シミュレーション(屋内・LDK)

プライバシーを確保しつつ快適な日射を得れるように、配置計画、設計契約を行いました。
それにより、南側の日射を受けることのできるリビングには快適な光がプライバシーを気にすることなく取得できる家となっています。
より光を集約するためにリビング上部の東南部分には吹き抜けを配置し、快適な住環境が実現できました。
夏の日射はしっかりと南庇で防ぎ、冬は深く取り込む。快適性と性能を良質したタイコーならではのパッシブハウスです。

Impressions | お客様の声

お客様写真

基本からこだわりまで、聞けばなんでも答えてくれるのがタイコーさん。

物件名
K様邸
所在地
東大阪市
構 造
木造2階建て SE構法
築年月
2016年
延床面積
122.56m²
「家を建てるぞ!」ってなってからは、家づくりに関する本を買ったりもしました。でも結局は、依頼先を探していたなかで知ったタイコーさんに質問してばかり。その方が楽なんで(笑)すごく基本的なことからプランのこだわったところまで、なんでも答えくれるのがタイコーさんの魅力ですね。相談しやすいんです。

いまの敷地も、購入前にタイコーさんに見てもらいました。理想とするような家を建てることができるのかどうかを判断してもらうために。まだタイコーさんにお願いするかどうかの決定前だったんですけど、気軽に足を運んでくれて。そんな点も、タイコーさんに決めるきっかけでしたね。
それにSE構法も決め手でしたね。安全にかかわる仕事をしているので(ご主人)、家の耐震性能については関心があったんです。タイコーさんのモデルハウスを訪問した時にSE構法の堅牢さについてなるほどと。あわせて、吹き抜けなどの大きな空間を木造でつくることができるのも魅力でしたね。
モデルハウスで見た開放感あふれる吹き抜けをめて「いいな~」と感じたので。

タイコーさんにお願いすると決めるまでに4社から資料請求をしました。そのうち3社を訪問したり、見学会にいってみたりして。中には、こっちはもっとじっくり考えたいのに、早く契約をとグイグイくる会社さんもありましたね。
その点、タイコーさんはわたしたちのペースで家づくりをさせてもらえたので、しっかり考えながらすすめることができました。

基本プランをつくってもらうにあたった要望したのは、LDKを広くということと中庭ですね。道路に面しているため、外からの視線を遮りプライバシーを守ってくれるような工夫もお願いしました。いまも、このリビングの雰囲気と大きな窓から見える中庭がいちばん気に入っています。太陽の光が入って想像以上に暖かいのにはびっくりしました。

家づくりにあたって、単に施主の要望を聞いてもらえただけでなく、積極的に提案してくれるのもタイコーさんの特徴かもしれませんね。コーディネーターの林さんがこの家に合ったインテリアショップを紹介してくれたり、照明は間接照明を提案してくれたり。そんな風に私たちと一緒になって家づくりを考えてくれるのが、一番の特徴かもしれません。

Message | 担当者より

  • 営業 羽柴 仁九郎
    営業
    羽柴 仁九郎

    K様とのお家づくりは「気になる土地がるんです!」からのスタートでしたね!
    現地を見て「意外に通行量が多いな~」と感じ設計と「囲う」カタチがいいのではないか?と話していたのが懐かしいです!
    ゆったりと時間の流れるいいお家になってうれしいです!

  • 設計 山村 恭代
    設計
    山村 恭代

    こだわったダブルエントランスが効果的に実現できたお家になりました。
    外と内のつながりとさえぎり、言葉でなく実際に両立できたお家が出来上がって私もうれしいです!これからもよろしくお願いいたします。

  • コーディネイト 林 千恵
    コーディネイト
    林 千恵

    シンプルですっきりしたデザインを実現できるように窓や収納のラインもそろえてシャープなデザインを強調したインテリアデザイン。
    やさしいフローリングのお色もK様の雰囲気が出ていて本当に素敵なお家になりましたね!

  • 工事 田中 陽平
    工事
    田中 陽平

    気密・断熱もちろん今回も徹底的にさせていただきました。 建築途中でも大工さんはじめ職人が「この家あったかいな~」と感心するのがタイコーの家です。
    どんと胸を張って建ててさせていただきました~!

Thank | 振り返って

タイコーの注文建築はまずお客様の建築予定の土地を見せていただき、そこからご要望を整理させていただき組み立てていく家づくりです。
ですのでお客様と初めてお会いした段階では私たち自身もどんなお家になるのか? わからないまま一緒にお家づくりをワクワク楽しんでいるような状態です。

K様のお家もご検討されている土地を見に行かせていただき、その時のインスピレーションから
テーマの「囲う」になるまで何パターンかのお家がありましたが、結果的に日射もプライバシー対策ももっともしっくりとくるプランンとなったと思っております。

今回もお客様と一緒に楽しみながらお家づくりができたな~とうれしく思うとともに、これからも耐震・断熱いわゆる住宅のハードの部分もしっかりと追及したお家づくりをしていきたいと思っております。
Kさま これからもよろしくお願いいたします。
  • シミュレーション時の画像シミュレーション時の画像
  • 実際の外観実際の外観
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