株式会社タイコーアーキテクト Idea Trium(イデア・トリウム)

No.029 計画的に南の光を取り込む 東向きのパッシブハウス枚方市

完成予想パース
一種低層住居専用地域らしく閑静な住宅地にあるK様邸。約68.3坪の敷地に建つ邸宅です。
北東の角地であり、南側に2階建て隣家があるものの隣地からの距離や間取り等で採光計画をどのように確保し快適なプランを実現できるか? が設計計画で最も重要なポイントとなりました。

東西に長い敷地のメリットを活かし、縦長に建物を配置。結果として南面の面積も大きくなるのでそこに開口部を集中的に配置。また、吹き抜けを設けてさらに効率的に光が入り込むように立体的に設計しました。配置計画も、玄関部分を奥まった位置に収めることで畳コーナーにも光と風が入りやすい計画となっています。

外観デザインは、東側 正面からのビジュアルを重視し、大屋根からおりた袖壁をナナメにきるようなデザインで、インパクトのある形状となっています。
見た目だけでなく大きく出した大屋根は、夏の日射を吹き抜けからLDKに入らせないための意味のある機能的な庇となっています。また、袖壁やバルコニーの壁を利用して、風もしっかりと室内に取り入れるためのウィンドキャッチャーとしても一役かっています。

内部のコンセプトはシンプルで、機能的かつあきのこない空間デザインを目指しました。畳コーナーと対面キッチンのデザインは、コーディネイターとも何度もうち合わせして実現したこだわりが詰まっています。
暖かい日の光が降り注ぐ大きな吹き抜けのLDKは、ご家族みんながくつろげる快適な空間となりました。

Completion | 竣工写真

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  • 竣工写真14
吹き抜けのある広いリビングが気持ちいいね
  1. インパクトのある大屋根と一体となった斜めに下りた袖壁。夏の日射遮蔽はもちろん、風を取り込むのにも役立ちます。

  2. 奥まった位置にある玄関。そうすることでより建物全体の南面を作り出すことができる配置計画となっています。

  3. 玄関と繋がったシューズクロークは、どんなものでもスッキリ収納できます。

  4. 造作でつくった対面キッチンのカウンターは、木を貼っていいアクセントになっていますね。

  5. キッチン背面の収納もメーカーをそろえてスッキリコーディネイト!

  6. LDKのTVボードとカウンターを造作で仕上げることで、一体感のある心地よい空間になっていますね。

  7. LDKの一部につくった畳コーナーは、ついつい昼寝してしまいそうな快適スポットですね。

  8. 吹き抜けから降り注ぐやわらかい日の光。平面図ではわからない心地よさがここにはあります。

  9. 大きくとったウッドデッキでどんな思い出が作られていくのでしょうか?楽しみですね!

  10. ゆとりのあるウォークインクローゼットで季節の洋服もすべて収納できちゃいます。

  11. 吹き抜けからご家族の気配も感じられる書斎スペースは、仕事も勉強もはかどりそうですね。

  12. 子供部屋の入り口に設けたちょっとした棚が使い勝手抜群です。

  13. 大きなバルコニーは廊下からのアクセスになっていて、家事動線もばっちりです。

  14. 集約された水回りでスムーズな家事動線。収納もしっかりと確保されています。

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Design | デザイン

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東西に長い敷地を活かして敷地の中央部分に縦長に建物を配置。玄関部分を奥に持ってくることで形状的には二つの箱をずらして配置したようになり、立体感を出しつつ南側の空間を隣家に対して確保した建物プランとなっています。
北東の角地に位置するものの、前述の配置計画とプランにより南面からの日射取得を実現できました。かつ、夏の日射をしっかりと防ぐために大屋根を吹き抜け部分にしっかりとつくり、夏はすずしく、冬は奥までしっかりと光が入る立体的なLDK空間をつくりだしました。
1FのLDKには、キッチンのガスコンロ部分の前壁以外は柱・壁の無いスッキリとしたスケルトン&インフィルの大空間をSE構法で実現。光も風も遮るものなく、家の中を駆け巡るパッシブなお家となっています。
シンプルで飽きのこない 住み継いでいかれる豊かなお家となりました。

Concept | 東南向きパッシブデザイン

夏至/冬至それぞれの日照シミュレーション(俯瞰)

玄関を奥に持っていくことで南側に空間ができるね

配置計画

東西に長い敷地形状を活かして敷地中央に縦長に建物を配置。南側の隣家との距離をなるべく確保するために、玄関を南西に配置して、例えるなら二つのボックスをずらして配置したような形状としています。そうすることで南からの光をうける面を増やし、またより深く光をうける立体的なカタチをめざしました。
東南の角を敷地ではなく、建物で作り出すことで吹き抜けを通じてここちよい光を採り込むデザインとなっています。また、LDKの東側にはウッドデッキを設けることで外部と馴染むようなアウトドアリビングを作り出しています。

シミュレーションとは?

日照と通風(卓越風)のイメージ

光と風の考え方

建物の南東に光の取り込み口をつくり、そこから吹き抜けを介して柔らかい光が降り込む採光計画となっています。大庇を出すことで夏の直射をしっかりと遮り、冬のぽかぽかとした光をしっかりと取り込めるデザインとなっています。
外観の特徴にもなっている東側正面の大屋根と繋がった斜めにおりてくる袖壁は、風を取り込む装置としても機能します。夏・冬を除いた中間期は自然の風を取り込んで過ごされるのもいいですね。

Simulation | 日照シミュレーション

夏至/冬至それぞれの日照シミュレーション(屋外)

夏至/冬至それぞれの日照シミュレーション(屋内・LDK)

都市部での住宅において快適な日射や通風を考えるにはまず、周辺の建物をしっかりと把握する必要があります。設計の仕方はたくさんありますが、平面だけでいくら検討しても実際の都市はとても複雑な立体です。
そこに必要なことは建物を立体として設計していく手法、太陽の日射角度から逆算して立方体を削り出していくような設計が求められます。夏の日射を防ぎ、冬の日射をとりこむ快適なお家を実現するメソッドです。

Impressions | お客様の声

お客様写真

「デザインと性能」全てがバランスよく揃っていたのがタイコーさん。

物件名
K様邸
所在地
枚方市
構 造
木造2階建て
築年月
2016年
敷地面積
225.87m²
建築面積
118.84m²
延床面積
1F 51.76m²
2F 67.08m²
計 118.84m²
「玄関の向き」「階段の位置」何度もプランを描き直してもらいました。私たちは仕事の関係で転勤が多く、色々な家に住んだことがあるため、それらの良かったところ悪かったところをお伝えしながらプランを煮詰めていってもらったという感じです。おかげさまで、朝から明るくて気持ちよく、そして使い勝手のもいい、住みよい家ができました。ありがとうございました。

タイコーさんを知ったのはSE構法からです。地震に強い安全な家づくりをしたくて「SE構法+大阪」で検索した1社がタイコーさんだったんです。また人づてに東大阪市では名の通った住宅会社だということも聞き、安心できるかなとも。それから、TVの街ブラ番組でたまたま観たタイコーの社長さんの人柄も影響しているかも?(笑)
他に何社かともお話はしたのですが、プランがある程度決まっており融通がきかなかったり、デザインはカッコいいのだけど、耐震や断熱性能のことを質問するとムニャムニャと曖昧な返事だったりと、タイコーさんみたいに自由度が高く、かつ性能に対して明確な答えを返してくれるところはなかなかありませんでしたね。

プランを依頼するにあたり頭にあったのは、見学させてもらった「ビレッタ鴻池II」のお宅です。「外観はシンプルで、内部には大きな吹き抜けがあり全館が緩やかにつながっている」そんなイメージです。また、将来、子どもたちが独立した後のことを考えて、敷地いっぱいではない「そこそこの広さの家」にしてもらいました。ただ、広いリビングルームと畳スペースは欲しいかなと。あとは書斎も(笑)

家具は極力置きたくなかったので、リビングのデスクもTVボードも造り付けに、また衣類の収納は全てウォークインクローゼットにしてもらったので、空間がスッキリしましたね。それから、キッチンと洗濯機置場のある洗面所を近づけたことで、子どもの様子を見ながら炊事も選択もと、家事の効率がすごく良くなりましたね。水まわりの集約は絶対にオススメです。

外観デザインはタイコーさんにおまかせだったんです。お願いしたのは「シンプルで少しだけアクセントがある感じで」ということぐらいでしょうか。逆に悩まれたかもしれませんが、すごくいい感じでの提案をしていただけました。それから照明計画も。照明の配置などさほど意識していなかったのですが、コーディネートをしていただくことで夜の室内を素敵に演出してくれます。これには正直言って驚きでしたね。

あらためて思うのは「業者さん選びは大切だな」ということでしょうか。こちらが同じ思いを伝えたとしても、誰に頼むかでできあがる家はガラッと変わりますからね。これから家づくりを考えられる方は、あせらずじっくり依頼先を検討されることをぜひオススメします。

Message | 担当者より

  • 営業 前田 良
    営業
    前田 良

    プラン提案と同時に3Dのご提案、たくさんのシュミレーションを行って一つの家が出来上がります。お客様との掛け合いでできるまさにオンリーワンのお家づくり。今回も楽しかったです!!

  • 設計 山村 恭代
    設計
    山村 恭代

    キッチンの配置や形状、水回りの家事動線といった細やかな使い勝手がたくさんある奥様目線のお家になっています。

  • コーディネイト 林 千恵
    コーディネイト
    林 千恵

    LDKで一番の主役はやはりキッチン、こちらのお家も木を使いこだわりの質感を実現。助演男優賞?の造作で仕上げたTVボード・カウンターデスクも必見です!

  • 工事 田中 陽平
    工事
    田中 陽平

    SE構法ならではの壁と柱の無い広々したリビング!大きな吹き抜けもついてまさに大空間。ここまでやっても涼しく・暖かい家!断熱・気密は素敵な家を×2にもしてくれる魔法です。

Thank | 振り返って

土地探しから注文住宅スタートされたお客様でした。エリア限定で土地をさがされていて、気になったのがこの敷地でした。
高低差があるのと南側に隣家が建っている現況、この中で土地に潜むコストリスクや光の入り方のシュミレーション、地震にも耐えぬく構造・そして快適な住宅を実現する断熱・気密・換気、これらの多種多様でとても大切な項目をスピーディーにご提案するのがタイコーの家づくりです。難しい専門用語をなくしよりわかりやすく、より具体的にプレゼンできようにいつも心がけています。

K様も「そんなにこだわりはない方かな~」と最初はおっしゃっておられましたが、いざプラン~詳細に入るとやっぱり、いろいろこだわりがでてこられて…(笑)
間取りのご提案からインテリアや造作のご提案まで、平面や立面、展開図ではわかりにくい点をひとつひとつ3Dを見ていただき一緒に作り上げてきたお家がまたひとつ完成いたしました。
飽きのこないシンプルなお家なのにどこか ほっとするのはそうした人の想いがつまっているからかもしれませんね。

タイコーの自慢のお家です。100年と言わず もっともっと住み継いでいっていただければと思っています!
Kさま これからもよろしくお願いいたします!
  • シミュレーション時の画像シミュレーション時の画像
  • 実際の外観実際の外観
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